No.18 ヘッドショックのオーバーホール(HEADSHOK DD2改めDD 組立て編)

 

分解した状態の、DD2かと思っていたらDDだったヘッドショックを組み立てていきます。


今回用意した物はこちら。

AZ ショックオイル 5wt(5wtはメーカー指定)


サスペンションオイルの関係でAZのネットショップを利用したため、

定番のデュラグリースではなく、AZのレーシンググリース2号



一番安いチューブを自転車屋で買ってきてカットし、両端を結束バンドで縛った物。


ニードルベアリング等の固定に使うための太めの輪ゴム


今回はやっとヘッドショックサービスマニュアルを入手していたので、参考にしながら組み立てていきます。(サービスマニュアルからサスの内部がDDだったことが確定しました。)


しかし、以前の記事にもある通り、DDおよびDD2時代のカードリッジはメンテ不能とのことなので、カードリッジのオイル交換などについても記載されていません。


バラした時の状況を思い出しながら、ストロークさせてエア抜きしながらオイルを装填しました。



エア抜き中に何度もオイルが勢いよく飛んできて大変でした。


カードリッジが仕上がったら、いよいよグリスアップしながらインナーステアラーチューブにベアリングを取り付けていきます。


ブーツを下のキャップと一緒に結束バンドで縮めておきます。



ベアリングレースと呼ばれる薄いプレートは片側にバリがあるのでそれがベアリングに当たらないような向きで取り付けます。


グリスはケチらずたっぷりと。


この場合は上端の部分でインナーレースのバリがチューブの内側になるように取り付けます。



次に同様にたっぷりとグリスをつけたニードルベアリングを仮留めします。


画像では出来ていませんが、22個あるベアリングの半分の11個がチューブ側にあるように留めます。



次はアウターチューブ側です。


アウターレースもグリスアップしてアウターチューブの内側に付けます。



この場合はレースの手前側のバリが外側(アウターチューブ側)に向くように取り付けます。




4枚全てを付けたら、チューブをカットして作った物をアウターチューブの上部に差し込み、空気入れ(私はサスペンションポンプ使用)で膨らすことによって、アウターレースが上に飛び出てこないように固定します。(結構、空気圧を上げた方が良いです。)




で、これで用意が整ったので、アウターチューブを上から差し込んで行くのですが、ここからが苦戦します。

しっかり固定して差し込んでいるつもりでも、グリスがついていることもあり、インナーレース・ニードルベアリング・アウターレースのどれかが負けて、ズレるのです。


四方向全てが綺麗に収まらないと上手く動かない上に、あまり早く固定を外してアウターチューブを差し込むとベアリングが通常より上部に来てしまい、ストローク量が減ってしまいます。

何度も何度も失敗を繰り返し、絶望的になりながら、取れてしまったグリスも再度付け直しつつ、何とか収まりました。

もう一度やれといわれても出来る気がしません。


実は便利グッズがあるようで、中華製でなかなか高価ですが、これを購入すれば簡単そうです。

ただし、一生の間にヘッドショックの組み上げをする回数を考えると・・・。

ヘッドショック組上げツール

↑これがあればたったの3分で完了? eBayで買えるようです。





最後にDD50の位置を参考にステッカーを貼り付けて完成です。


エアを充填すると、一応ストロークしています。
ダンパーも機能しているようです。
良かった!



ヘッドショックの圧入には専用の筒状の工具が必要なようですが、内径40㎜の塩ビパイプの継手をホームセンターで購入し、代用しました。


ゴムハンマーで叩くと問題なく圧入することができました。



ホイールを取り付けると・・・



おおー!
カッコいいー!!!

これで難所となる部分は越えたかと思われます。


次回からは、各部のパーツ選びについて書いていきたいと思います。




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